出版をめぐる冒険

■著者/長岡義幸

■本体価格 2200円

■発 行 2004年6月

■ISBN   ISBN978-4-86059-017-8

■判 型 A5判

■ページ 280ページ  

 


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▶︎もくじより

はじめに

出版業は本当に斜陽な業界なのか— 常識を疑えば活路は開ける

 

 

[第1部]オンリーワンを目指せ! 小出版社の挑戦

 

出版流通に風穴を開ける……

◎ディスカヴァー・トゥエンティワン

 素人集団だからできた! 急成長出版社は

 企画も流通も掟破りだった

 

子育て&ファミリーに特化した強力ブランド……

◎メイツ出版

 地元住民による地元情報の発掘と提供。

 素人集団の戦力化でヒット連発

 

雑誌とネットの複合ビジネス……

◎スターツ出版

 後発の出版社は大手にできないことをやる!

 攻めの経営姿勢でフリーペーパー市場も席巻

 

パートワーク市場の征服者……

◎デアゴスティーニ・ジャパン

 毎月ペースで週刊百科を創刊する

 快進撃企業の外資流マーケティング手法

 

新興出版社の奇跡……

◎トランスビュー

 成せばなる! 返品部数30部で

 20万部を売り切った書店直取引本

 

価格破壊の立役者……

◎大創出版

 「定価100円で出版は成り立つか」に挑んだ

 業界キラーのマスプロ・マスセールス戦略

 

電子出版のもつ無限の可能性……

◎ボイジャー

 多様に見えて画一的な出版業界に一矢。

 電子出版は「出したいもの」と「読みたいもの」との結節点

 

 

[第2部]常識を捨てろ! 中堅出版社の生き残り戦略

 

児童書ジャンルのリードオフマン……

◎ポプラ社

 全社員に浸透する営業マインド。

 ユニーク社長が牽引する堅実なる「積極経営」

 

専門書・学術書の深掘り術……

◎ミネルヴァ書房

 売上高経常利益率は25%。社員40人で

 抜群の高収益を誇る出版社の「東京に勝つ法」

 

翻訳文芸書は宝の山だった……

◎求龍堂

 老舗美術書出版社の危機を救った

 前例打破の『ベストセラーづくりの法則』

 

地域情報誌の全国進出……

◎京阪神エルマガジン社

 仕事を楽しみ、とことん取材—地域密着型の

 雑誌づくりで中央資本の攻勢を堅固にブロック

 

ヒットを支えるデータ重視の販売術

◎筑摩書房

 経営復調で自社ビルを購入。どん底から

 再生を果たした中堅出版社のサバイバル手法

 

読者と向き合う本づくりを徹底する

◎農山漁村文化協会

 農業ジャンルの専門出版社として独り勝ち。

 独自路線からメジャーに躍り出る日

 

エピローグ

本を売るには独創的な〈仕掛け〉と〈しくみ〉が必要だ。

出版再生のキーはそこにある

 

 


著者略歴

長岡 義幸(ながおか よしゆき)

 

出版ジャーナリスト。1962年福島県生まれ。国立福島工業高専卒業、早稲田大学第二文学部3年編入学後、中退。

出版業界紙『新文化』記者を経て、現在フリーランス(インディペンデント)記者。関心分野は出版流通、表現の自由、こどもの権利、労働問題など。主な著書に『物語のある本屋』(共著、アルメディア刊)、『出版時評 ながおかの意見 1994-2002』(ポット出版刊)、『「わいせつコミック」裁判 松文館事件の全貌』(道出版)などがある。