ウォーキングは健康に良いだけではない。歩くと血流により脳へエネルギーが供給され、ドーパミンなど脳内ホルモンの分泌を促す。それが脳を覚醒させ、活性化させる。脳は机に向かっているときよりも活発に活動を始める。だから、単に気分転換やストレスの解消のためだけでなく、もっと生産的なことにウォーキングを活用しよう。*歩きながら企画を考える/*歩きながら交渉する/歩きながら部下を育てる/歩きながら英語をマスターする/*会議だって歩きながらできる…etc「仕事=デスクワーク」の常識を覆す“生産的ウォーキング”のすすめ
プロローグ 歩くほどビジネス能力は高まる *いろいろな人がさまざまな方法で「歩くこと」を楽しんでいる *ブームから抜け落ちたビジネスマン *歩くメリットを理解できない管理職が多い *歩く人が多い企業は繁栄する *歩くことは自己実現へと至る道 *歩きながら仕事をし、能力を高める
*作業能率が下がってきたら一回り歩いてくる
*歩けば歩くほど脳は活性化される
*気分が落ち込んだら苦しくなるまで歩いてみる
*ストレスを解消するには静かなところをゆっくり歩く
*キレやすい人、依存症の人は1秒2歩のテンポで5分以上歩く
*仕事のエネルギーは休日に歩いてチャージする
*歩きながら報告を聞き、指示を出
*歩きながら上司の指示を受けるコツ
*歩きながら交渉すると成果が上がる
*歩きながら上手に説得するコツ
*歩きながら相談を聞く
*一度は試してみたい歩行ミーティングのすすめ
*独創的なアイデアは歩くとひらめく
*歩きながら企画のネタを探す
*歩きながら計画を立てる
*歩きながらの発想は「マンダラート法」が最適
*歩きながら文章を練り、表現を工夫する
*対話しながら考えをまとめる
*いつでも、どこでも“歩くこと”を意識して身体を動かす
*ウォーキングを“運動”にするためには
*歩きやすい正しいフォームを身につける
*ビジネス・ウォーキングには“ナンバ歩き”がおすすめ
*ウォーキング効果を高める呼吸法
*ウォーキング時には事前だけでなく最中にもヘルスチェックを
*靴や服装はどんなものを選んだらよいか
*ウォーキングに必要なグッズは
*歩きながらものを覚えると着実に記憶できる
*二人で歩きながら問題を出し合う
*歩きながら英語をマスターする
*出題されたエッセイの構想をまとめる
*歩きながら推論力を身につける
*人間関係に大きく影響する第一印象
*歩き方で印象が変わる
*自分がなりたい人間になる
*外見を変えれば性格も変わる?
*歩きながら自分を好きになってもらう
二木 紘三(ふたつぎ こうぞう)
1942年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。
出版社勤務を経てフリージャーナリストとなる。おもにビジネス、教育、歴史の分野で執筆活動を展開。ビジネス分野の著書に『図解 勉強の技術!』『文章上手になるチェックリスト』『根回しと下相談で進める交渉術』(以上、日本実業出版社)、『インターネットで世界が変わる』(廣済堂)、『株式会社のしくみ』『完全図解eコマースのしくみ』(以上、日本文芸社)、『国際通貨の読み方』(すばる舎)、『整理の技術厳選36例』(創元社)などがある。
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