プレジデントビジョン

成功の方程式

未来の社長たちへのメッセージ

■著者/(株)ライブレボリューション&増永寛之

■本体価格/1500円

■発 行 2006年2月

■ISBN  ISBN978-4-86059-040-6

■判 型 四六判

■ページ 272ページ  

 



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「成功=お金」じゃない! 未来の社長たちへのメッセージ・第2弾

<上流・下流><勝ち組・負け組>など、現在の日本では「成功=お金」と捉えられることが多く、まだ社会に出ていない若者たちが自分の可能性を見つめることもなく、デイトレードなどで短絡的な「成功」を目指している。本書に登場する社長たちにとって、お金は「目的」ではなく、情熱を込めて仕事に打ち込んだ「結果」である。決して平坦ではない道のりの果て、それぞれ違う「成功」を果たしており、同じくそれぞれに異なる「成功の方程式」を見つけている。彼らに共通するのは、ただ一つ、「最後まで決してあきらめない」という事。「社会人になって20日で会社が潰れてしまった」(日広・加藤順彦氏)「自分がブレイクさせた会社から放り出された」(ネクシィーズ・近藤太香巳氏)さまざまな苦難に直面したとき、彼らはどのように考え、行動したのか? 次の成功を目指す者への感動のメッセージ第2弾。 早くも登場。

 

▶︎もくじより

「来た、見た、勝った」が成功へのステップ—まえがきにかえて

Chapter 1 挫折 飛躍のためのバネ

近藤太香巳(ネクシィーズ代表取締役社長)

◎明日の夢を叶えるのは今日の自分。今の連続が未来を作る

 ・やる気ではなく本気で頑張らないといけない

 ・社員とはお互いの魂を殴り合うような話し合いをした

 ・23歳のクリスマス。自分がブレイクさせた会社から放り出された

 ・なんでこんな辛いことがいっぺんに起きるんだ? ショックで僕の心は挫けました

 ・上場して学んだことは「人は絶望を希望に変えられる」ということ

 ・孫正義という人は滅茶苦茶なことを言うけど格好いいな

 ・夢は一人では見るだけでも皆が力を合わせれば叶うもの

 ・会社で人が輝き続ける企業でありたい

 

株式会社森下篤史(テンポスバスターズ代表取締役社長)

◎やってりゃ何とかなる。やりもしないでごちゃごちゃ言っててもしょうがない

 ・もうダメかと思ったときマスコミに取り上げられた

 ・あえて儲からない経営にしたから全国展開が可能になった

 ・社長も自由競争で交代制にした方がいい

 ・「何のためにやるんだ」と目的を絞れば無駄な動きは省ける

 

『PV TODAY』——怨みは深浅を期せず

 

 

Chapter 2 仲間 刺激し、認め合う者たち

西山裕之(まぐクリック代表取締役社長)

◎自分の存在意義がどこにあるかこだわってほしい

・次の世代に残る仕事をしたいと思う

・会社は軌道に乗っていたけれど口説かれて辞めてしまった

・成長期の苦しみを乗り越えるには、その先にあるものを共有するといい

・インターネットを広める中で自分が何を作れるのか追求していきたい

 

加藤順彦(日広代表取締役社長)

◎0を1にするときこそ助走が必要。

 焦らず腐らず経験を積めば“その時”は必ず来る!

・3人で始めた学生企業が当たる!「ビジネスは面白い」と思った

・社会人になって20日で会社が潰れてしまった

・ケータイからインターネット接続の話を聞いたとき、

 モバイル広告市場の勃興を確信した

・相手の期待を知り、それに誠実に応えていく努力が商売を続けられた秘訣

 

『PV TODAY』——尊い仕事

 

 

Chapter 3 女性 ネットで生かす感性

広野道子(21LADY代表取締役社)

◎女性という消費者の立場から経営に関わるのが面白い

・たくさんのベンチャー企業の経営者に出会いものすごく刺激を受けた

・経営に関する数字をすべてディスクローズし、皆に経営者意識を持たせた

のがよかった

・一人ひとりの成長がないと会社は成長しない。だから働く人に成長する機会を与える

・女性の視点で挑戦し、成功する分野はまだまだある

 

中村利江(夢の街創造委員会代表取締役社長)

◎経営者はやるべきことの優先順位をつけるのが大切な仕事

・サイトをきちんと運営するには準備段階を踏まなければならない

・お客様の満足度を上げるためにクレームを大事にする

・苦労も多いけれど面白いしレベルアップにつながる

『PV TODAY』——知らないことは存在しないことである

 

 

Chapter 4 目標 設定の意外と難しいもの

平野岳史(フルキャスト 代表取締役社長)

◎目標をどこに置くかがすごく大事。最初から大きなものでなく身近なものを

達成していくといい

・現状を捨てる勇気を持とう!

・飛躍したいと強く思えば、いろいろなチャンスに出会える

・これだけやってきたという自信が持てたときに本当の目標が決まる

・自分が主人公でいられる仕事場を多くの人に提供したい

 

堀 主知ロバート(サイバード代表取締役会長兼代表執行役員)

◎ベンチャーという針の穴を開けることさえ大変だけど、もし開いたら

脇目もふらず集中することだ

・携帯電話に特化したからこそ強いポジションが築けた

・誕生間もないベンチャーなら「とことんいかんかい!」で突っ走れ!

・「喉元に包丁のある生き方」を心がけたい

『PV TODAY』——選び・選ばれる関係

 

おわりに

 

 


著者略歴

増永 寛之(ますなが ひろゆき)

 

1974年生まれ、奈良県出身。

1999年3月に早稲田大学大学院を修了後、大和証券株式会社に入社、渋谷支店に配属される。2000年前後に盛り上がりをみせた渋谷「ビットバレー」に刺激を受け、2000年7月末に同社を退社、2000年8月8日株式会社ライブレボリューションを設立。インターネット・モバイル広告代理店事業を中心に同社を急成長させている。また2003年に大人気・経営者向けメールマガジン『プレジデントビジョン』(読者数13万人:2005年12月現在)を立ち上げ、週3回配信している。