100回読んでもまだ面白い

シャーロック・ホームズ 大人の楽しみ方

 

■著者/諸兄邦香

■本体価格/1500円

■発 行 2006年12月

■ISBN   ISBN978-4-86059-051-2

■判 型 四六判

■ページ 248ページ 

 

お詫びと訂正

 


下記書店よりインターネットで購入することができます



「ホームズ」を思わず読み直したくなる、大人のための副読本

 ホームズはコカイン中毒だった。

 ホームズは依頼人を恐喝していた。

 ホームズは童貞だった!?

 

 マニアも知らなかった姿を、一挙公開! 名探偵の私生活から時代背景まで、この一冊ですべてわかります。

 


▶︎もくじより

まえがき シャーロック・ホームズは気のきいたおとなのアクセサリー

Prologue ホームズの誕生

——聖書に次ぐベストセラーはこうして生まれた

 

 ・作品の予備知識

  世界の誰もが知っている大ベストセラー。人は生涯に三度『ホームズ』を読む

 ・登場人物紹介

  これだけ知っておけば万全! ホームズ劇場の役者たち

 ・ホームズの探偵業

  依頼人は警察から一般人まで。興味のない事件は断る気まぐれな一面も

 ・ベーカー街の下宿

  家具付き、まかない付き、13〜14坪の2階の部屋でワトソンと共同生活

 ・ホームズの外見

  背は高く、痩せ形で中年太りとは無縁。でもホームズは若ハゲだった!?

  …ほか

 

 

Chapter1 ホームズの時代

——ヴィクトリア朝イギリスの社会と生活

 

 ・イギリスを取り巻く国際情勢

  三国同盟、フランスの復興……ヨーロッパ史を背景にしたホームズ事件簿

 ・ヴィクトリア時代の貨幣価値

  『ボヘミアの醜聞』でホームズが手にした経費の前払いは2400万円!

 ・階級と差別

  当たり前だった階級差別。ホームズもメイドを「奴隷」呼ばわりしていた

 ・紳士教育

  まるで今の日本と変わらない。親の経済力が子供の教育に大きく影響

 ・選挙権

  選挙権の有無が中流と下流の分かれ目。ホームズは当然有権者?

  …ほか

 

 

Chapter2 ホームズの私生活

——19世紀ロンドンの暮らしがわかる

 

 ・ホームズの1日

  パイプとコーヒーとコカイン、そして新聞のスクラップに明け暮れる

 ・収入と支出

  評判は上がっても収入はさっぱり。各国の王室の事件解決でようやく転機が

 ・食のスタイル

  考えに行き詰まると絶食、ひらめくと爆食。食事は事件解決のバロメーター

 ・おふろとトイレ

  ホームズとワトソンが足繁く通った大好きな「トルコぶろ」

 ・競馬

  ダービーは当時から大人気。ワトソンはこの競馬にのめり込んで大損

  …ほか

 

 

Chapter3 ホームズを取り巻く人々

——おなじみワトソンから生涯のライバルまで

 

 ・ワトソンのこと

  ホームズのよき相棒で事件の記録係。意外にも女性にモテモテ!?

 ・家族と親戚

  偏屈なお役人だが何かと頼りになる兄・マイクロフト

 ・下宿の人々

  厄介な下宿人・ホームズをこよなく愛した大家のハドソン夫人

 ・モリアーティー教授のこと

  生涯のライバル。「犯罪界のナポレオン」と持ち上げられているけれど……

 ・警察関係者たち

  ホームズを小バカにしていた警察も最後は探偵力を大絶賛

  …ほか

 

 

Chapter4 ホームズの探偵術

——観察、推理、変装、話術、すべて検証

 

 ・読心術

  ズバリ解説! ホームズはこうして人の心を完璧に読む

 ・変装術

  老人、浮浪者、牧師などなど変幻自在な名人・ホームズの変装術

 ・違法捜査

  証拠を捜すためには仕方ない!? 不法侵入の常習者

 ・ホームズが見逃した人々

  ときには“理”より“情”が勝つ。私立探偵に犯人逮捕の義務はない

 ・依頼人の顔ぶれ

  事件の容疑者から国王までさまざまな人がホームズを頼り訪ねる

  …ほか

 

 

Chapter5 ホームズの横顔

——さまざまな二面性を抱えた“人間・ホームズ”

 

・功名心と謙虚さ

  “自分の才能を認めてもらいたい”無名時代のホームズは功名心の固まりだった

 ・お世辞嫌いのおだて好き

  心にもないお世辞はお見通し。ところが大絶賛には舞い上がるウブなところも

 ・強靱な体力

  曲がった鉄の棒を伸ばし、高い塀を飛び越える。

  トレーニング嫌いでも体力は超人的

 ・ホームズ最大の欠点

  知能レベルによって他人を辛らつに批判。とくに警察へのツッコミぶりは容赦ない

 ・生涯独身

  クールで理性的な探偵さんに恋愛・結婚は似合わない

  …ほか

 

 

Chapter6 シャーロッキアンへの道

——読むほどに広がり深まる“ホームズの世界”

 

 ・ホームズ実在説

  ホームズ=ドイル? 名探偵の実在をめぐっては諸説紛々

 ・ホームズ来日説

  ホームズは20代の頃、維新まもない日本に来ていた!?

 ・ホームズ結婚説

  かの有名なシャーロッキアンが唱える「ホームズには隠し子がいた」

 ・ベーカー街の下宿の謎

  “ホームズの下宿”を探し続けるシャーロッキアンたち

 ・原書の楽しみ方

  インチキな拾い読みでも十分原書を楽しめる

  …ほか

 

あとがきにかえて

 

◎付・ホームズ名言集&全60作品ガイド

 

 


▶︎著者略歴

諸兄 邦香(もろえ くにか)

 

1963 年、東京生まれ。東京大学法学部を卒業後、証券会社に勤務。その後著述・翻訳業に転身。辞典類や学習書の執筆を手がける。小学校2年生のときに、山中峯太郎編著の児童書「名探偵ホームズ全集」(ポプラ社刊)全20巻を読破してホームズ・ファンとなる。本名は田中立恒(たなか りつこう)。