電気自動車の"なぜ"を科学する !?

 

■著者/御堀直嗣

■本体価格/1800円

■発 行 2011年7月

■ISBN ISBN978-4-86059-105-2

■判 型 A5判

■ページ 184ページ

 


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▶︎もくじより

序章 そこが知りたい!電気自動車の基本の基本

イザ!というときも電気自動車なら安心!? バッテリーが電源の役割をはたす!!

もし、電気自動車を入手したら、どこで充電するのか?

自然を大切にするコンセプトが受けて日本各地の観光地で続々採用!

えっ! エネルギーが甦る!? 電気自動車の「回生」って何?

なぜ日産は電気自動車に注力するのか? 今後、果たす役割とは何か?

 

 

1章 そもそも電気自動車はエンジン車とまったく違う"クルマ"なのか?

――似ているようで実はかなり違う電気自動車の「構造」を科学する

 

▼違いは動力が“電気”か“ガソリン”だけじゃない!? 

・顔のチャームポイントは充電口。なぜ前部の、ど真ん中にあるの?

・「電気自動車は素人でも作れる」は本当? 作っても問題はないの?

・エンジンがないとクルマの構造はどうなる?

・では電気自動車とエンジン車とで同じ構造なのは、どの部分?

・見やすくきれい、しかも面白い! 一見の価値ありのメーター表示

・「亀マーク」が出たら電気はわずか。もし「電欠」が起きたらどうなる?

・誰もが驚く滑らかな加速。そのメカニズムを解き明かす!

・バックギアのない電気自動車はどうやってバックするのか?

・総重量200kg! そんなに重いバッテリーがどこに積まれている?

 

 

2章 電気自動車を走らせるモーターとバッテリーにはどんな仕掛けがある?

――パワフルでスピーディーな電気自動車の「仕組み」を科学する

 

▼電気自動車の心臓部 モーターとバッテリーは英知の結集! 

・モーターの改良で実用化が可能に。性能を格段に高めた発明とは? 

・意外!? モーターも日産が製造。なぜ、わざわざ内製するのか? 

・モーターは熱を出さないのに、なぜ冷却する? その方法は? 

・リーフのモーターは故障知らず。10万kmどころか20万km走も!!

・充電時間はどれくらい? 満充電でなくても走れるの? 

・「走行距離200km」を実現した小型・軽量バッテリーの秘密とは? 

・リチウムイオンバッテリーはなぜ、それほど長持ちするの? 

・なぜ高性能のバッテリーがあるのに、鉛バッテリーを車載するの? 

・エンジンもマフラーもない。では、車検で何を検査されるのか?

 

 

3章 なんと、リーフに使われる部品は99%リサイクル可能

――見た目ではわからない、電気自動車の「材料」を科学する 

 

▼拝ガスもゴミも出さない。内装もガラスもエコにこだわり 

・リサイクル材で作られているリーフ。安全性に問題はないのか? 

・リーフの内装に使われている最先端のリサイクル術とは? 

・車体に求められる「頑丈さと軽さ」。でも、それって矛盾しない? 

・クルマのガラスが果たしている視界のよさ以外の役割とは? 

・エンジン車より重い電気自動車。タイヤに求められる性能とは?

 

 

4章 車載バッテリーと張り巡らされた配線コード…感電の心配はないの?

――漏電対策などの電気自動車の「安全性」を科学する

 

▼やっぱり気になる感電・漏電。ガソリン車よりも安全なの!? 

・配線コードは車内のどこに、どれくらい張り巡らされている? 

・電気で気になるのは感電と漏電。安全対策はどうなっている? 

・衝突事故で、バッテリーやコードから漏電する危険は? 

・初心者でも充電ケーブルを扱えるのか? 雨の日に充電しても大丈夫なのか? 

・なるほど、排気管がないから水没に強い! 安全対策はこれで万全か? 

・もし運転中の電気自動車にカミナリが落ちたらどうなる? 

・洗車するときの注意点は? 自動洗車機も利用できるの? 

・でこぼこ道でも走れる? 床打ち対策はどうなっている? 

・バッテリーは寒さに弱い。ならば電気自動車も寒さに弱いのか? 

・「電気自動車は、わざわざ音を出している」ってホント?

 

 

5章 気象条件や道路状況などによって走りや乗り心地にどんな違いがある?

――電気自動車の「操作性と居住性」を科学する

 

▼抜群の操作性と居住性。「走る応接間」のような乗り心地 

・市街地も高速道も走るクルマ。電気自動車の走りの特徴は? 

・高速道路で「電欠」のピンチ。「うっかり!」をどうして防ぐ? 

・通常のブレーキと回生ブレーキ。利き具合に違いはある? 

・電気自動車に乗った人は、なぜ「加速がいい」と感じるのか? 

・エンジンという熱源がなくてどうやって車内を暖めるの? 

・空気抵抗はクルマの形で決まる!どんな工夫がなされている? 

・電気自動車だから実現できた「EV-ITシステム」って何?

 

 

6章 電気自動車は私たちに、どんなカーライフをもたらすのか?

――電気自動車による「未来の生活」を展望する

 

▼走るだけではない電気自動車。将来、電気エネルギー網の一翼を担う可能性も 

・200㎞の距離は充分なのか? 走行距離は、さらに延びるのか? 

・コードをつながない「非接触充電」。どんな仕組みになっている? 

・「道案内以上の役割」を果たすカーナビはこんなに賢い? 

・もし、目的地に着いたあとスイッチを切り忘れたら? 

・自宅に太陽光発電の設備があれば、電気代ゼロで走り続けられるのか? 

・GPSの利用で安全運転がバックアップしてもらえる?

 

 

[コラム]

坂の上まで行ければ、帰りは自然に充電できる 

なぜ、海外ではベンチャー企業がEV事業に進出しているのか? 

排気のない電気自動車にも「軽・普通車・大型車」の“区分”はあるの? 

運転席のメーターは、どこまで「進化」するのか? 

オートマ車の「クリーピング現象」は電気自動車でも起きるのか? 

電気自動車の用途はどこまで広がるのか? 

自動車産業新興国も電気自動車に進出できるか? 

「ハイブリッドカー」と「プラグイン・ハイブリッドカー」との違いは何? 

電気自動車にはメンテナンスの必要がない? 

好きな音楽を聴きながらドライブ。愛車がオーディオルームになる? 

アルミニウムは電気自動車の軽量化に貢献できるか? 

衝突安全への取組みは、より科学的に進歩している 

電気自動車で電磁波の影響は心配ない? 

安全性を追求するのは電気自動車もエンジン車も同じ 

雪道での横滑りを防ぐ走り方 

充電のインフラ整備はどの程度必要か? 

家で充電したらブレーカーが落ちない? 

全国のコンビニやファミレスが充電基地になる?

 

参考文献&資料

 

カバーデザイン/石田嘉弘 

カバーイラスト/田中英樹 

本文イラスト/つのださとし 

本文組版/ダーツ

 

 


▶︎著者略歴

御堀直嗣(みほり なおつぐ)  

 

1955(昭和30)年東京都港区生まれ。玉川大学工学部機械工学科卒。専攻は流体工学。19 78~79年にかけてFL500レース参戦、最高4位。翌80年からFJ1600に移り、81年に優勝経験あり。84年よりフリーランスライターとなり、自動車や環境問題を中心に、さまざまな雑誌やweb等で執筆活動を展開するかたわら、講演活動も尽力している。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、日本EVクラブ副代表。主な著書に、『ホンダ・トップ・トークス/語り継がれる独創の精神』(アーク出版)、『タイヤの科学』(講談社/ブルーバックス)、『メルセデスの魂』(河出書房新社)、『クルマ創りの挑戦者たち~技術者たちの叡智とロマン~』(山海堂)、『クルマはなぜ走るのか』(日経BP社)、『電気自動車は日本を救う』&R研究所©など多数。また『燃料電池車の秘密』(学研まんがでよくわかるシリーズ)、『京都議定書がわかる絵事典』(PHP研究所)などの監修にもあたっている。