■著者/野元菊雄(監修)/志田唯史(著)
■本体価格/1200円
■発 行 2006年3月
■ISBN ISBN978-4-86059-041-3
■判 型 四六判
■ページ 176ページ
・ご迷惑をおかけし、厚くお詫び申し上げます。
・ご拝読ください。
・お車が来られました。
・わたし的には反対です。
・ご拝聴ありがとうございました。…etc.
これらはすべて誤った敬語の使い方。
社会人ならビジネスの現場で知っておきたい最低限のフレーズを厳選のうえに厳選。
新人からベテランまで、“この一冊”があれば、もう恥をかかずに済む 敬語本の決定版!
(正しい言い方は本書で……。)
はじめに
互いの顔が見えない電話。
だからこそ一つひとつの言葉を大切にして自分の思いを伝えたい。
・知っておきたい敬語のセオリー1
敬語とは何か?
・敬語こぼれ話1
ウチの「ダンナ」
電話を受けることなんかもう怖くない。
電話慣れした人は敬語づかいの再点検を。
・知っておきたい敬語のセオリー2
敬語の種類と機能
・敬語こぼれ話2
ブタの子、イバラの妻
電話でのアポ取りから訪問先でのあいさつまで、
敬語をマスターすれば自分に自信が。
・知っておきたい敬語のセオリー3
ビジネスにおける敬称
・敬語こぼれ話3
喰う・食べる・いただく
商談を円滑に運ぶためのとっておきのフレーズ集。
敬語も交渉の話術も、これで完璧。
・知っておきたい敬語のセオリー4
「お」「ご」の使い方
・敬語こぼれ話4
奈良のお奈良漬け
なじみの顧客にも初めての来客にも
礼を失しないスマートな敬語表現を。
・知っておきたい敬語のセオリー5
「くださる」と「いただく」の使い分け
・敬語こぼれ話5
「御御御付」って、何?
買い手側といえども敬語の常識とマナーは必要。
居丈高な言葉づかいに良い売り手は寄りつかない。
・知っておきたい敬語のセオリー6
「〜させていただきます」の使いすぎ
・敬語こぼれ話6
何もありませんが。
日々接する上司や先輩。あいさつ、報告、連絡、相談。
意志の疎通をはかるのは敬語の使い方ひとつ。
・知っておきたい敬語のセオリー7
間違いやすい敬語用法とら抜き言葉
・敬語こぼれ話7
“敬語漢字”ってとても便利
野元 菊雄(のもと きくお)
1922年、神奈川県に生まれる。
東京大学文学部言語学科卒業。元国立国語研究所長。ロンドン大学客員教授、サンパウロ大学客員教授、松蔭女子学院大学文学部教授、(財)日本漢字能力検定協会日本語教育研究所長などを歴任。
現在、(財)日本漢字能力検定協会理事、(財)日本テレビ放送網文化事業団評議員、(財)明治安田クオリティーオブライフ文化財団評議員、(社)国際日本語普及協会評議員。
著書に『敬語を使いこなす』(講談社現代新書)、『文章・会話辞典』(ぎょうせい)、『仕事に必要なのは英語の前に敬語でしょ!』(梧桐書院)など多数。
志田 唯史(しだ ただし)
1951年、奈良県生まれ。
慶応義塾大学経済学部を卒業後、一部上場企業で人事、企画、営業畑を経験。その後、持ち前の文章力とキャリアを活かして出版業界に転身し、ビジネス、漢字・言葉ものを中心に書籍・雑誌の執筆に携わる。
現在、大手編集制作会社のアーク・コミュニケーションズ取締役兼ライター室長。
著書に『「話す」基本の基本』(インデックス・コミュニケーションズ)、『漢字ってもともと、そういう意味だったのか』(角川書店)、『不思議な漢字』(文藝春秋社)など多数
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