■監 修 土田萬里子
■本体価格/1200円
■発 行 2006年4月
■ISBN ISBN978-4-86059-042-0
■判 型 四六判
■ページ 176ページ
・体調を崩して欠勤することを家族の者に連絡してもらった。
・新製品のサンプルを友人の手みやげに持っていった。
・知人が会社の近くに来たので応接室で面談した。
・ミスを犯したが、みっともないので上司に相談せずに処理した。
これらはすべて“半人前”のふるまい。
マナーに外れたふるまいをすれば、どんなに立派な業績を上げても評価は割り引かれてしまう。
社会人として身につけておきたいマナーを、間違えやすい例を引き合いに出しながらわかりやすく解説。
(正しいふるまいは本書で……。)
はじめに
遅刻や欠勤の連絡、出社・退社の挨拶、
上司との報告・連絡・相談のとり方から
ミスを犯したときの対応のしかたまで、
会社員として身につけておきたい基本のふるまい。
・どれが正しいマナーかな?〈おさらいチェック1〉
電話を受けることなんかもう怖くない。
電話慣れした人は敬語づかいの再点検を。
・知っておきたい敬語のセオリー2
敬語の種類と機能
・敬語こぼれ話2
ブタの子、イバラの妻
会社にいらしたお客様は全社員のお客様。
直接の担当者でなくても、自分のお客様と考え、
ていねいに応対し、応接室へと案内する。
面談が終わったらきちんと見送ってこそ一人前。
・どれが正しいマナーかな?〈おさらいチェック3〉
面会時間の取りつけから始まる他社訪問。
玄関先から受付へと向かう、そのときから
あなたのふるまいは相手にチェックされている。
マナー知らずでは仕事面での信用を失う。
・どれが正しいマナーかな?〈おさらいチェック4〉
名刺交換を単なる儀式に終わらせてはいけない。
ふるまい一つでこちらの熱意を伝えることもできれば、
相手から貴重な情報を引き出すこともできる。
“できるヤツ”と思わせるスマートさを身につけよう。
・どれが正しいマナーかな?〈おさらいチェック5〉
接待とは、お酒を飲んで遊ぶことではない。
会社の経費を使って行う仕事と自覚しよう。
誰を接待するか、どんな店を選ぶか、話材の内容まで、
いずれ経験する接待の必須知識。
・どれが正しいマナーかな?〈おさらいチェック6〉
社会人になれば、結婚式などの個人的な出来事でも
慶事や弔事はすべて会社の仕事に直結する。
まして上司や取引先など会社がらみの人とは、
常識として知っておくべきマナーがある。
・どれが正しいマナーかな?〈おさらいチェック7〉
土田 萬里子(つちだ まりこ)
1947年東京生まれ。1966年ANA入社。
ANA での最年少教官をしたことが仕事の原点となる。1973年退職後、銀座の資生堂が日本で初めての1000円のコーヒーサロンを立ち上げ、スタッフ教育から参加する。その後、マナー研修、ビジネス教育講師として活躍。「学生にマナーやコミュニケーションスキルを身につけさせる・受け入れ先企業の変化を見逃さない」をモットーに、この20年で、送り出した学生数は2万人を超える。現在、産業能率大学総合研究所の兼任講師、日本電子専門学校非常勤講師、STFグループ代表。著書に、『学生のためのセンスアップマナー』『マナーの基本と就職対策』(いずれも共著、専門教育出版)、『ビジネスすぐ使える便利事典』(主婦と生活社執筆監修)など多数ある。
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