幸せな事業承継はM&Aで

プロが教える成功のための実践テクニック77

■著者/木俣貴光

■本体価格/1800円

■発 行 2008年8月

■ISBN   ISBN978-4-86059-066-6

■判 型 A5判

■ページ 232ページ

 


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後継者問題はこれで解決!

事業承継対策としてM&Aはきわめて有効な手段です。

にもかかわらず多くの経営者は次のような“疑問”や“不安”を抱えています。

 

社員10名の小さな会社でも売れるのか?/営業権がつく会社とつかない会社の違いは?

どうやって買い手候補を探すのか?/親族の役員を残すことはできるのか?

社長の個人保証はどうなる?/役員退職慰労金を使い節税する方法とは?

話題の事業承継ファンドを活用するには? …など。

 

本書はM&Aの手順に沿った構成となっているため、読み進むうちに疑問や不安は解消し、それとともに幸せな事業承継を実現するための知識・ノウハウが身につきます。

 


▶︎もくじより

はじめに

序章 後継者難に悩む中小企業と解決の方法

 序−1 たとえ黒字会社でも廃業せざるを得ない!?

 序−2 中小企業の事業承継にはどんな方法があるのか?

 序−3 実際に事業承継をするにあたっての問題点とは?

 序−4 なぜM&Aが事業承継の有力な手段なのか?……27


PART1 事業承継の手段としてM&Aを考える

1章 たとえ後継者が不在でも会社は存続できる

 1−1 中小・中堅企業がM&Aを活用するメリットは?

 1−2 なぜ “後継者”が不在なのか?

 1−3 従業員に会社を譲ることはできるのか?

 1−4 社員10名の小さな会社でも売れるのか?

 1−5 売れる会社と売れない会社の違いは?

 1−6 下請企業でも買い手がつくのか?

 1−7 買われやすい業種、買われにくい業種とは?

 1−8 経営者は売ることをいつ決断すべきか?

 1−9 【買い手の視点】小さな会社のリスクはこうして見極める

 

2章 中小企業のM&Aでは人の感情に配慮する

 2−1 M&Aは結婚にたとられる

 2−2 中小企業ではどんな手法がとられるのか?

 2−3 中小企業のM&Aはどのような手順で進むのか?

 2−4 人の感情がM&Aを左右する

 2−5 まずは誰に相談したらよいか?

 2−6 どうやって株主から賛成を得るか?

 2−7 会社を売ることを役員にどう説明するか?

 2−8 従業員からの賛成を得るためにはどうする?

 2−9 主要な取引先から賛同を得るには?

 2−10 同業者へ相談する際の注意点

 2−11 金融機関に相談する際の注意点

 2−12 M&Aにおける時間の使い方とは?

 2−13【買い手の視点】売り手の関係者を説得するには?

 

3章 小さくても債務超過でも会社を売る方法はある

 3−1 社長の年収と会社の値段は関係するのか?

 3−2 会社は何を基準に、どのように評価されるのか?

 3−3 営業権がつく会社とつかない会社の違いは?

 3−4 小さくても高い値段のつく会社とは?

 3−5 債務超過の会社はどうしたら売れるのか?

 3−6 不動産の値上がり見通しは考慮されるのか?

 3−7 関係会社があると評価はどうなる?

 3−8 役員退職慰労金を使い節税する方法は?

 3−9 株式譲渡と事業譲渡——節税に有利なのはどちら?

 3−10 【買い手の視点】過去よりも将来の価値を重視する

 


PART2 より高く、スムーズに売るためのM&A実践法

1章 より高く売るためにしておきたいこと

 1−1 社長がいなくても会社が機能するようにする

 1−2 自社独自の強みを手に入れる

 1−3 株主をできるだけ減らしておく

 1−4 節税をやめて利益を出す

 1−5 【買い手の視点】買収した会社へ派遣する経営者をどうするか?

 

2章 どんな相手に売るかを決める

 2−1 どうやって買い手候補を探すのか?

 2−2 仲介機関や専門家の選び方

 2−3 仲介機関へはいくらぐらい支払うのか?

 2−4 こんな相手を買い手に選んではいけない

 2−5 知り合いの会社を選ぶときの注意点

 2−6 【買い手の視点】いきなりの買収が難しければ、資本業務提携から入る

 

3章 少しでも高く、失敗しない交渉の進め方

 3−1 M&Aの交渉に臨む際の心構え

 3−2 複数の買い手に条件を競わせる際の留意点

 3−3 少しでも高く売るためにはどうしたらよいか?

 3−4 買い手に対してアピールすべきことは何か?

 3−5 上手な価格交渉の進め方

 3−6 お互いの希望価格に差があるときは?

 3−7 社長を辞めてから引継ぎ期間中の待遇はどうなる?

 3−8 親族の役員を残すことはできるのか?

 3−9 従業員の雇用条件は維持されるのか?

 3−10 従業員に気づかれないための工夫とは?

 3−11 基本合意を結ぶうえで注意すべき点は何か?

 3−12 買収監査では何が調べられるのか?

 3−13 最終契約書を結ぶうえで注意すべき点は何か?

 3−14 【買い手の視点】リスクを重視し、できるだけ安く買う

 

4章 交渉が成立した後にやるべきこと

 4−1 従業員へはどのように開示すべきか?

 4−2 社長の個人保証はどうなるのか?

 4−3 新経営陣への引継ぎで留意すべき点は?

 4−4 【買い手の視点】組織風土の創造とコミュニケーション

 


PART3 会社の業績、関係別のM&A手法

 1 業績不振企業をうまく売る方法

 2 業績好調企業をうまく売る方法

 3 取引先との経営統合型のM&A

 4 異業種とのM&Aを成功させるには?

 

エピローグ 中小企業の事業承継でもファンドが活用できる

 1 事業承継ファンドとは何か?

 2 そもそもファンドにはどんな種類があるのか

 3 どんな企業が事業承継ファンドを活用できるのか?

 4 ファンドを活用した事業承継の例

 


著者略歴

木俣 貴光(きまた たかみつ)

 

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 チーフコンサルタント

千葉県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、出光興産に入社。販売店の経営指導や本社経理部にて管理会計などを担当。その後、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(現IBMビジネスコンサルティングサービス)にて大手企業のグループ組織再編や経営統合に関するコンサルティングに従事。 2003年7月より現職。専門は、M&A、グループ組織再編、経営戦略、コーポレートファイナンス。中小企業診断士。米国公認会計士試験合格。名古屋市立大学大学院経済学研究科修了(経済学修士)。主な著書に、『M&Aそこが知りたい!』(小社刊)、『図解 経営キーワード』(共著・日本実業出版社)などがある。雑誌などへの寄稿、講演多数。

 

い。

主な著書に『ソニーが危ない!』『なぜ、ホンダが勝ち、ソニーは負けたのか?』『松下電器混迷の真相』(以上、いずれも彩図社)がある。