大貧民

■著者/森永卓郎

■本体価格/1300円

■発 行 2012年12月

■ISBN ISBN978-4-86059-118-2

■判 型 四六判

■ページ 238ページ


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与野党グルで成立した消費増税が引き金となり2014年、遅くとも2015年に震災恐慌に陥る。経済の窓から見えるこの国の悲惨な姿。日本人の9割が生活に困窮する、ギリシャ、スペインよりひどい惨状、住宅ローン破綻、失業率60%、国債暴落、年金崩壊、右傾化。消費税10%の裏側にある、タカ派政治家達による日本の大恐慌の最悪のシナリオの阻止を叫ぶ。けっして脅しではない森永卓郎の未来予想図!!


▶︎もくじより

プロローグ

消費税増税で日本人の9割が大貧民となる!

早ければ2014年遅くとも2015年には震災恐慌に陥る/14

 

日・中・韓、領土問題の真相/17

 

なぜ首相候補がすべてタカ派だと危険なのか/20

 

日本は今戦争に向かいつつある/22

 

日本維新の会の発足パーティーで見た恐るべき光景/24

 

弱者を切り捨てる暴力的な政治が許されるのか/27

 

メディアはいつから権力に寄り添うようになったのか/30

 

笑われてもバカと呼ばれても私は批判すべき相手に立ち向かう/32

 

消費税増税は国民にとって最悪のシナリオ/34

 

貿易赤字増大と原発との密接な関係/37

 

竹島や尖閣諸島よりも苦戦する日本企業を救うことが先決/40

 


第一章

間違いだらけの経済政策

政府も日銀もウソばかり言っている

 

消費税のルーツは「戦費調達」が目的だった/44

 

貧乏人から容赦なくむしり取る日本の消費税は異常/46

 

金持ちの顔を見ながら不公平な税制を敷く政治家/48

 

輸出企業は多額の還付金を受け取っている/50

 

消費税を納められない中小企業や自営業者/52

 

10年前に予測した「年収300万円時代」が現実に!/53

 

減税された法人税の埋め合わせをおとなしい庶民が負わされている/56

 

またしても活かされなかった震災後の「教訓」/58

 

6兆円という予算が組まれながらなぜ被災地で使われなかったのか/60

 

復興予算に関する理不尽な話を許すな/61

 

景気のカンフル剤が切れるというのに愚策をとってデフレ突入/63

 

大震災前の不思議な共通点①好景気は地震の前兆?/65

 

大震災前の不思議な共通点②総理が名言でヒーローになる?/67

 

有権者は政治家の言葉に惑わされるな/70

 

財務省の罠に、まんまとはめられた政治家とマス・メディア/72

 

日本はギリシャの二の舞にはならない/73

 

消費税10%は日本経済沈没の引き金/75

 

消費税率を上げる前に政治家は、やるべきことがある/76

 

税収を増やす方法は消費税増税以外にもある/78

 

増税された消費税が社会保障に使われる保証はない/80

 

どこまで消費税率を引き上げれば気が済むのか/82

 

消費税10%は今からでも止められる!/84

 


第二章

仕組まれた日本経済崩壊のシナリオ

庶民生活を窮地に追い詰める巨悪を許すな

 

瀕死の患者ニッポンに必要な緊急手術をためらったドクター/90

 

景気対策の補正予算をなぜ執行停止にしたのか/91

 

「おいしい公約」の多くを反故にした詐欺師!?/93

 

多くの国民を大貧民に陥れる犯人は誰か/94

 

容疑者①官僚超エリートたちの陰謀/96

 

プライドを傷つけられた官僚の「無言の抵抗」に屈した民主党/98

 

容疑者②財界人弱者の悲鳴を無視する特権階級/100

 

政界と財界との癒着を切り離そうとして返り討ちに/102

 

容疑者③大手メディア偏向報道で世論を操る危険な存在/103

 

法制化の芽を摘んだメディアの大キャンペーン/105

 

容疑者④アメリカ合衆国日本を守る気のない軍事大国/107

 

オスプレイの配備は中国への牽制球/108

 

容疑者⑤格付け会社国家を餌食にするハゲタカ/110

 

民間企業の評価を信用するほうがおかしい/112

 

容疑者⑥内閣総理大臣日本の農業を壊滅させる張本人/114

 

下がる一方の日本の食糧自給率異常気象が続けば食糧危機に陥る/117

 

容疑者⑦日銀総裁デフレ対策を講じないA級戦犯/119

 

日銀がデフレを認めないバカバカしい理由/121

 

意外な人物が日本経済を大恐慌から救う…かもしれない/123

 

どうすればタカ派の暴走を止められるのか/124

 


第三章

大恐慌を回避するためのモリタクの提案

私が財務大臣ならこんな政策でニッポンを救う

 

物価が安いと喜ばれがちだがデフレはとても危険な存在/132

 

所得と結婚率のシビアな関係/133

 

ニッポンをぶっつぶす弱肉強食主義/135

 

社長と株主はお金持ちに非正社員たちはどんどん貧乏に…/136

 

絶望感が漂い、街は荒む…雇用なき日本に明日はない/137

 

現在の日本では通用しない「フレキシキュリティ」とは?/138

 

「リストラなき経済再建」を果たしたオランダの雇用対策に学べ/140

 

仕事と幸せをみんなで分け合うワーク・シェアリングを導入せよ/142

 

家族のために働き続けて妻から受け取るのは三行半/143

 

バブル経済がはじけて大打撃を受けた地方経済/145

 

中央の官僚たちが地方の活性化を妨げている/146

 

「子どもは宝」と考える峰竜太さんの故郷・下条村/148

 

霞ヶ関の官僚たちは「奇跡の村」を見習え/150

 

徳川幕府は「中央政府」ではなく国税もなかった江戸時代/151

 

地方活性のヒントは大名たちの「藩政」にあり/153

 

江戸の街で繰り広げられていた理想的な経済活動/154

 

現代にも通用する江戸庶民の知恵/156

 

家賃を滞納しても長屋の住人が追い出されなかったワケ/158

 

「梅ちゃん先生」大ヒットの理由をモリタク流に分析して見えてきたもの/159

 

今、世の中に必要なのは「優しさ」と「曖昧さ」/161

 

ホッピーが呼びかける「生き抜こう」と「息、抜こう」/163

 

大貧民時代に備えて「アキバの歴史」から何を学ぶか/164

 

長い間、通い詰めてついに発見した「秋葉原の法則」/166

 

日本経済浮上のきっかけは秋葉原が握っている/168

 

恋愛や結婚に淡白な草食男子が国を滅ぼす/169

 

古今東西を問わず贅沢が経済を発展させる/171

 

流行は超富裕層から富裕層へそして庶民へと広まっていく/172

 

恋愛の力によって新しい消費財は発展・進化する/174

 

うつ病患者が急増する日本笑顔のあふれるイタリア/175

 

大企業でなくても世界の一流品は作り出せる/177

 

被災地復興のためには50兆円規模の投資が必要/178

 

後藤新平の雄大な構想を現代に甦らせよ/180

 

なぜ「永田町と霞ヶ関」を福島県に移転させないのか/181

 

都内の一等地にある公務員宿舎は売却して国民の利益とせよ/183

 

首都機能を移転することが国民に大きな安心感を与える/184

 

アジア通貨危機で大ピンチ韓国の二の舞とならないために/185

 

アメリカの意向を強く反映するIMFは信用できない/187

 

株式市場の4割が外資に支配された韓国/188

 

超格差社会を生んだ韓国の「IMF危機」/190

 

敵は今、日本に狙いを定めて舌なめずりしながら爪を研いでいる/191

 


第四章

大貧民時代を生き抜くサバイバル術

消費税10%でも備えあれば憂いなし

 

「ライフライン」の確保が最優先課題/198

 

3年分の生活費があればリストラされても次の手を打てる/199

 

高齢期を考えたら住宅は賃貸よりも購入が有利/201

 

大恐慌は住宅購入のチャンスオススメはトカイナカ/204

 

子どもには知識よりも生きる知恵をつけさせる時代/206

 

夫がリストラにあっても家計を守るのが良妻の証/209

 

長生きが「リスク」となった今年金はもらえるときにもらえ/211

 

お金のない人が病院にかかれず命を落とすような事態を許すな/214

 

一部のエコロジーに漂う胡散臭さの正体/216

 

気持ちにゆとりの生まれるところがセコロジーの本当のよさ/219

 

3回も会社を辞めたから言える「今は辞めどきではない」/220

 

たとえ転職できても待っているのは過酷な状況/223

 

今の会社でじっと我慢しながら「手に職」をつけることを考える/224

 

勝ち組も負け組もないすべてはあなたの心のままに/226

 


エピローグ

右傾化で加速する!? 恐慌への突入時期

民主党を壊滅させることがじつは野田氏の狙いだった?/232

 

総理として野田氏が実行した恐るべき二つの戦略/234

 

すべての政治家はデフレの深刻さとその脱却法を認識せよ/236

 


コラム

銭湯秘策 国への提言

森永卓郎が風呂につかりながら考えた

 

❶日本銀行を仕分けせよ/86

❷高級官僚の天下り報酬は戒名にせよ/128

❸国家によるオヤジ狩りを即刻禁止せよ/194

❹年金の代わりにバイアグラを支給せよ/230

 


▶︎著者略歴

森永 卓郎(もりなが たくろう)

 

1957 年生まれ。東京都出身。東京大学経済学部経済学科卒業。日本専売公社、日本経済研究センター(出向)、経済企画庁総合計画局(出向)、三井情報開発(株)総合研究所、(株)UFJ総合研究所を経て、現在、経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。専門は労働経済学と計量経済学。そのほかに、金融、恋愛、オタク系グッズなど、多くの分野で論評を展開している。日本人のラテン化が年来の主張。主な著書に『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)、『「家計破綻」に負けない経済学』(講談社)、『マニア力』(マイナビ)など多数。