伸びる会社は月曜の朝がいちばん楽しい

NY発ヒューマン・マネジメントのすすめ

 

■著者/奥山由実子

■本体価格/1600円

■発 行 2007年5月

■ISBN   ISBN978-4-86059-055-0

■判 型 四六判

■ページ 264ページ

 


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「魅力ある会社」は斬新な人事システムから生まれる!

<編集担当より> この本は、アメリカの日系企業で発生した人事問題を扱ったものです。なぜ、アメリカの日系企業で起きた人事問題を採り上げるのか──それは、同じ問題が日本企業でも生じ得るからです。実際、若者の転職意識の変化や、うまく機能しない成果主義、セクハラ問題やパワハラ問題など、日本企業では人事にまつわるさまざまな問題が発生しています。これは企業間のグローバル競争が否応なく進展する中で、勝ち残るためにはより効率的なシステムを採り入れざるを得ず、それが旧来のシステムとの間で軋轢を生じているからです。著者の奥山さんは十数年間にわたりアメリカで人事問題を取り扱ってきました。この間、アメリカ企業は古い枠組みを大胆に壊し、人を生かすより良いシステムを生み出したのです。日本企業もこの大競争時代を生き抜くためには、同じようなシステムを採り入れざるを得ないでしょう。その時、どんな問題が発生するのか、またそれを解決するにはどうしたらよいかのヒントを豊富な事例とともに提案するのが本書なのです。

 


▶︎もくじより

序章 会社をもっと「魅力ある会社」に変えよう

   ・まず「成果主義以前」の問題を解決する

   ・制度疲労を起こしはじめた日本的人事制度

   ・「魅力ある会社」は日本の良さもアメリカの良さも取り入れることから ほか

 

第1章 なぜ日系企業で人事トラブルが多発するのか

 (1)こんなにある雇用契約のトラブル

   ・契約者締結に関する日米の意識の隔たり

   ・甘すぎた契約書のつけは「おカネで解決するしかない」

   ・人件費を抑止できる「給与サーベイ」 ほか

 (2)「解雇する」のはこれほど難しい

   ・「高齢による円満退社」のはずが「年齢差別による解雇」

   ・業績評価をきちんと行い、内容を記録しておく

   ・「不当でないこと」をいかに資料として残すか ほか

 

第2章 コンサルタントを活用して人事トラブルを未然に防ぐ

 (1)日系企業に対する訴訟はこうして起きる

   ・日本的店舗運営はアメリカでは受け入れられない

   ・規模や社歴にかかわらず大手商社でも訴訟が発生

   ・内容もさることながら、法律の背景と精神を知る ほか

 (2)人事コンサルタントの賢い活用法とは

   ・アンケート調査などでトラブルの芽を早期に発見する

   ・自身の保身策として現地スタッフを過剰評価する

   ・問題点の抽出だけでなく売上高を回復させるのが目的 ほか

 

第3章 アメリカ式マネジメントの「いいところ」採り

 (1)日本人マネージャーに欠けているもの

   ・すでに日本に溶け込んでいるアメリカ式ノウハウ

   ・成績が急落した営業マンは即解雇?

   ・日本人上司に対するアメリカ人部下の戸惑い ほか

 (2)「仕事のできる・いいボス」になるために

   ・アメリカ人部下が認める「できるボス」とは

   ・「コミュニケーション」の大切さは日本企業特有のものだった

   ・日本企業に必要な「グローバル人材」の育成 ほか

 

第4章 本当の「成果主義」を機能させて月曜日の朝がいちばん楽しい会社をつくる

 (1)「TGIM」文化を持った魅力的な会社とつくる

   ・「うれしいなきょうは月曜日だ」が「TGIM」文化

   ・伸びる会社ではほぼ100%業績管理システムを採り入れている

   ・結果主義でも出来高主義でもない「ペイ・フォー・パフォーマンス」 ほか

 (2)ボブとレイチェルの給与はこうして決まる!

   ・従業員ハンドブック〜会社の「ミッション」を全社員に周知する

   ・ジョブ・ディスクリプション(職務記述書)

   ・年間目標の設定

   ・業績評価

   ・報酬パッケージ(業績評価の給与への反映)

   ・システム導入と同時にマネジメント研修の実施を ほか

 

おわりに


著者略歴

奥山 由実子(おくやま ゆみこ)

 

株式会社イマジナ 代表取締役 イマ・コンサルティング パートナー

東京、浅草出身。最大手企業研修専門会社で、企画から営業、マネジメントをこなし、93年同社駐在員としてニューヨークに赴任。同年、パートナーとイマ・コンサルティングを設立。2006年6月、東京にイマジナを設立。米国ビジネス界で十数年にわたって、在米の日系企業に数々の人事管理プロジェクトを提言し、日本企業の独自性を尊重しながらアメリカの人事システムを導入させることに大きな役割を果たしてきた。

米国における新会社設立サポートや人事部アウトソーシングサービス、M&Aサポート、給与サーベイや報酬戦略の立案、異文化研修など、多岐にわたるサービスを提供している。クライアント企業は、自動車、製造、製薬、食品、外食、流通、金融、ITまで幅広く、業界の特性とニーズを理解したコンサルティングにより絶大なる信頼を得ている。日本においては、国際化に向けたグローバルマネジメント研修、ペイ・フォー・パフォーマンス制度の導入を実施している。著書に『アメリカで成功する実践米国人事管理マニュアル』(共著、PHPアメリカ)がある。マスコミ各紙にて人事関連記事を多数掲載中。