■著 者 柿沼朱里
■定 価 1400円
■発 行 2014年10月
■ISBN ISBN978-4-86059-142-7
■判 型 四六判
■ページ 208ページ
すでに多くの企業が対応をはじめたビッグデータ。データを作ったり解析するのは一部の大企業に限られるけど、マーケティングに応用するのは意外と簡単。というより、ビジネスでのビッグデータの活用とは大企業はもとより中堅中小企業に至るまでマーケティングが第一であるはず。古くは『フラワーロック』から『ビーダマン』『ベイブレード』、そして最近の『妖怪ウオッチ』まで、大ヒットの影にその人ありと言われた伝説のマーケッターが、ノドから手が出るようなノウハウを惜しげもなく開陳。なんといってもオープンデータだから誰でも検索できるし、スマホでできるのがすばらしい! これからは会議や商談で堂々とスマホを見ながら打合せができる!
・勘に頼る販売はもうやめよう**14
・ビッグデータの活用なしにマーケティングは考えられない **16
・スマホで使えるビッグデータ・オープンリソース**20
Point 勘に頼るオピニオンはもうやめよう。**31
<analysis 1>USJがハリポタに決めたワケ♦♦♦32
◉分析の第一歩は時間軸に沿っての量の増減を見る。
<analysis 2>夜10時、ダイエットは襲って来る♦♦♦38
<analysis 3>目に入れても痛くないランドセル♦♦♦45
<analysis 4>もはや日本文化のキャラ弁♦♦♦49
<analysis 5>隅田川はかくして全国区となった♦♦♦54
<analysis 6>カラオケ10年史♦♦♦58
<analysis 7>TVと映画の相棒関係♦♦♦61
<analysis 8>「激安」が好き!「安売り」が好き!♦♦♦63
Point 静かな日々の階段を**66
◉行かなくても会わなくても地域性や年齢層の違いがわかる。
<analysis 9>きゃりぱみゅはクール・ジャパンじゃない♦♦♦70
<analysis 10>日本全国ワンピース大戦争♦♦♦73
<analysis 11>東京で企画すると日本を見落とす♦♦♦77
<analysis 12>シブヤがGINZAを超えた理由♦♦♦81
<analysis 13>ガンダムv.s.トランスフォーマー♦♦♦83
<analysis 14>稲川淳二怪談の温度差♦♦♦90
<analysis 15>胃があいてて…って、俺だけ?♦♦♦92
Point あなたの宇宙は小さい。**94
◉データを活用するには言葉の「文脈」からストーリーを読む。
<analysis 16>チビ太増殖か?一年中おでん三昧♦♦♦98
<analysis 17>野球?サッカー?そしてワールドカップ♦♦♦102
<analysis 18>ブルガリアヨーグルトですが、何か?♦♦♦108
<analysis 19>市民が求めるもの当てゲーム♦♦♦115
<analysis 20>人は常においしい食を求めてさまよう♦♦♦120
Point ビッグデータの裏側の心境になる。**128
・ビッグデータが抱える課題**130
・使うに使えないデータ**132
・そしてビッグデータの明日へ**136
・ベストセラーをビッグデータで企画する**142
・Google トレンドの使い方**148
・Yahoo!リアルタイムの使い方**158
・Google トレンドのカテゴリ選別の重要性**164
Googleトレンド カテゴリ一覧(抜粋)
柿沼 朱里(かきぬま しゅり)
1960年生まれ。グロービス経営大学院 経営学研究科卒。データサイエンティスト。一般社団法人データサイエンティスト協会会員。データマイニング+ウェブ@東京メンバー。
88年『フラワーロック』(累計850万個)、93年『ビーダマン』(累計8,000万個)、99年『ベイブレード』(累計売上額1,650億円以上)、さらに現在は『妖怪ウオッチ』と大ヒットを連発する伝説の超売れっ子マーケッター。08年にビッグデータ概念を発案したオピニオンである。「日本を代表する女性ビジネスマン100人」に選ばれるなどビジネスの最前線で活躍する一方、DJ騎米羅のネームでフロアDJとしても有名で、オープン・ウォーター・ダイバーとして世界中の海を巡るなどパワー全開でONもOFFも楽しむフルスロットル・ウーマンである。
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